通所介護や地域密着型通所介護を運営する上で、介護職員、看護職員、生活相談員等の人員配置に悩まれていませんか?中でも生活相談員は、サービス時間帯を通じて1名以上の配置が求められています。急な退職等に備えて、生活相談員をもう1名確保しておきたい。でも、必要な資格を持っている人がいないと諦めていませんか。大学等を卒業している方であれば、生活相談員になれる可能性があるのです。
大学等において、厚生労働大臣の指定する科目を3科目以上修めて卒業した方は、「社会福祉主事任用資格者」として生活相談員になることができます。福祉系の学校に限定されていません。まずは、大学等卒業者から、「卒業証明書」と「成績証明書」を提出してもらい、科目を確認しましょう。卒業時に「任用資格取得証明書」を発行してくれる大学等もあります。
◆厚生労働大臣の指定する科目とは◆
社会福祉概論 |
公的扶助論 |
老人福祉論 |
社会政策 |
医学一般 |
社会福祉事業史 |
児童福祉論 |
医療社会事業論 |
経済政策 |
リハビリテーション論 |
社会福祉援助技術論 |
家庭福祉論 |
地域福祉論 |
心理学 |
看護学 |
社会福祉調査論 |
保険理論 |
法学 |
社会学 |
介護概論 |
社会福祉施設経営論 |
身体障害者福祉論 |
民法 |
教育学 |
栄養学 |
社会福祉行政論 |
知的障害者福祉論 |
行政法 |
倫理学 |
家政学 |
社会保障論 |
精神障害者保健福祉論 |
経済学 |
公衆衛生学 |
以上34科目 |
なお、大学の科目名は、大学ごとに少しずつ異なる場合があります。科目名が一致しない場合は、厚生労働省ホームページの「社会福祉主事指定科目読み替え検索システム(試行版)」に入力してみて、読み替えできるかどうかを確認してください。
※厚生労働省ホームページ